dreamedge.net

KarmicでMPD(Music Player Daemon)を使う

2009-11-01T07:05:00+0000

自宅のPCを音楽サーバにするべく,MPDをインストールした.というのも,Karmicからpulseaudio-module-raopがパッケージに入り,AirMac Expressに繋がってるスピーカーに出力できるようになったので.書斎のPCを音楽サーバとすれば,リビングのスピーカーにいつでも音を出せるようになるわけです.

標準パッケージだから簡単にいくかなと思っていたら,思いの外手間がかかったのでその手順をメモ.

1. /etc/mpd.confを編集

  • 音楽ファイルの置いてあるフォルダを指定する
music_directory     "/home/music"
  • デフォルトの出力先(alsa)をコメントアウト
#audio_output {
#       type            "alsa"
...
#}

の部分をコメントアウト

  • pulseaudio出力の部分のコメントを外す
audio_output {
        type            "pulse"
        name            "My Pulse Output"
#       server          "remote_server"         # optional
#       sink            "remote_server_sink"    # optional
}

の部分.

2. pulseaudio側がmpdを受け付けるようにする
mpdのwikiにあるように,paprefsを入れて,networkアクセスを許可する

$ sudo aptitude install paprefs
$ paprefs

出てきたダイアログの”Network Server”タグを選んで,
“Enable network access to local sound devices”,”Don’t require authentication”のチェックボックスにチェックを入れる.

3. DBファイルを構築する

$ sudo mpd --create-db

音楽ファイルが多いとかなり時間がかかるので注意.バックグランドで動くので,特に何の出力もなくコマンド終了したように見えるけど,裏ではガリガリ動いてます.知らずにもう一回コマンド入力したりすると,

listen: Failed to listen on X.X.X.X (line 69): Address already in use

ってワーニングが出る.最初設定間違えたのかと誤解をして右往左往したけど,落ち着いて”ps auwx | grep mpd”したら,前に動かしたのがまだ動いてただけでした.

4. クライアントからアクセスして使う
いろいろあるけど個人的にはgmpcがお勧め.なんかWii用とかWeb版とかいろいろあってすごい.