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Windows上でのUN*X環境

2009-01-01T12:16:00+0000

Windows上でのUN*X環境として,Cygwin, VMWare Player, andLinuxと使い比べてみたが,結局のところVMWareに落ち着いた.
どれもWindows上でのコマンドライン処理をするのと,外部サーバからX飛ばすという用途には使えるので,デメリットが許容できる範囲だったVMWareを選んだ.

自分の思うそれぞれのデメリットは以下のような感じ.

Cygwinのデメリット

  • パッケージの取り揃えが貧弱
  • かといって自前コンパイルも茨の道

VMWarePlayre(+Xming)のデメリット

  • 起動時に表示されるウィンドウがうざい
  • 直接Windowsファイルシステムにアクセスする機能がない
  • 何かと時計がずれる

andLinux(≒coLinux)のデメリット

  • Windows再起動時になぜか毎回fsckが走る
  • (ほぼ)常時Linuxカーネルがメモリを食う

Cygwinのパッケージシステムの貧弱さは致命的.あとWindowsはノートPCに入れているので,andLinuxのメモリ消費も地味にきつい.
不必要な時はプロセス殺しておくのもありだけど,使うたびにLinuxカーネルを再起動させるのも面倒.

VMWarePlayerのデメリットは,
時間のずれはVMWareCommandLineToolsで解決,
ウィンドウはTrayIt!でタスクトレイに入れておく,
ファイルシステムについてはsmbfsでも使ってやりくり,(セキュリティ的にちょっと嫌な所もあるけど)
てっ感じで回避した.

なんだかんだでメインの開発環境であるDebianをそのまま使えるのは便利.